検査・治療
について

治療方法

心房細動で一番困るのは脳梗塞です。脳梗塞を予防するため、血液を固まりづらくする抗凝固薬の内服が必要です。65歳以上、高血圧、糖尿病、脳梗塞、心不全、心筋症のいずれかをお持ちの方は脳梗塞の危険性が高いです。

心房細動自体の治療は薬による治療とカテーテルアブレーションによる治療とに分けられます。

薬による治療
(抗不整脈薬)
発作を3分の1程度に減らせますが、完全にはなくせません。心房細動と付き合っていく治療になります。また、副作用も問題になります。
カテーテルアブレーション
による治療
手術と入院が必要ですが、心房細動の根治を目指す方法で効果が非常に高いです。
手術以外の治療を
ご希望の方
心房細動の種類や患者さんの容態に応じてご案内いたしますので、ご相談ください。

カテーテルアブレーション治療

カテーテルアブレーション治療イメージ

カテーテルアブレーション治療は不整脈の原因となる異常な電気信号の通り道を遮断させ根治させるための治療です。
病院・施設、医師によって様々なアプローチ方法(治療方法)がございますので、こちらでは、当院で行うカテーテルアブレーション治療の特徴を交えお話しさせていただきます。

手術以外の治療をご希望の方

ページ著者・監修者 院長 濵 義之

濵 義之

主な経歴

2003年山梨医科大学卒業。循環器科の中でも不整脈を専門とし、心房細動に対するアブレーション手術を得意とする。君津中央病院循環器内科の医長・部長などを経て2020年に幕張不整脈クリニック(千葉市花見川区)を開院。5000件程度のアブレーションに携わり、年間500件以上のアブレーション手術を行う。

資格

  • 日本不整脈心電学会 不整脈専門医
  • 日本循環器学会 循環器専門医
  • 日本内科学会 認定内科医