心房細動 アブレーション 再発率 2020-2022年実績 2023年9月1日 心房細動 カテーテルアブレーション手術 当院の心房細動カテーテルアブレーション1年後の再発率 開院した2020年5月から2023年7月までに当院では、1832件(平均564件/年 主に心房細動)のカテーテルアブレーションを術者一人で行いました。そのうち2020年5月から2022年7月までに全身麻酔下に心房細動カテーテルアブレーション(基本は肺静脈隔離、左心房後壁隔離、上大静脈隔離)を受けられた方の再発率を病態ごとにお示しいたします。当院... 続きを読む
カテーテルアブレーション 合併症 2021-2023年実績 2023年9月1日 心房細動 カテーテルアブレーション手術 当院の心房細動カテーテルアブレーション合併症発生率 2021年-2023年実績 当院では、2021年9月から2023年7月までに1018件の心房細動カテーテルアブレーションを行いました。 合併症発生率は、術者の経験値の積み重ね、医療機器の進歩により以前よりだいぶ少なくなってきております。 合併症発生率は以下の通りです。 術直後は、カテーテルアブレーションの炎症により、一過性に熱が出たり、おなかが... 続きを読む
全身麻酔による発作性上室性頻拍カテーテルアブレーション 再発率 2020-2022年実績 2023年7月28日 発作性上室性頻拍 アブレーション 全身麻酔による発作性上室性頻拍に対するカテーテルアブレーション 発作性上室性頻拍とは、心房に原因があり、突然、1分間に100-200回以上もの頻拍が起こる不整脈です。突然始まり、突然停止することが多いです。動悸、めまい、ふらつきなどの症状が出る方が多く、なかには失神してしまう方もいます。頻拍が長く続くと心不全を起こすこともあります。発作性上室性頻拍の詳細はこちらを参照ください。(上室性頻拍)多くは... 続きを読む
10年続く長期持続性心房細動 左心耳血栓 心不全 腎機能障害 2023年8月11日 難治性心房細動に対するアブレーション 当院で経験した難治性心房細動に対するカテーテルアブレーション症例を紹介いたします 51歳男性 40歳のころに健康診断で心房細動を指摘され、2年間通院したようですが、カテーテルアブレーションはすすめられず、症状もないため通院を自己中断してしまいました。息切れを主訴に他院を受診しました。心房細動は持続しており、心機能が正常の1/2程度(EF31%)にまで低下しており、心不全の状態でした。左心耳といわれ... 続きを読む
5年続く長期持続性心房細動 左房拡大 2023年8月11日 難治性心房細動に対するアブレーション 53歳男性 5年続く長期持続性心房細動 左房径58mm 左室肥大 健康診断で心房細動を指摘されておりましたが、5年程度放置していた53歳男性です。高血圧もあり、左室肥大を認め、左房径58mmと高度拡大しておりました。 左房径50mm以上になるとカテーテルアブレーションの成績がだいぶ落ちるため治療しない施設も多いです。12誘導心電図でf波もしっかりみえる長期持続性心房細動で50代と若いため治る見込み... 続きを読む