不整脈・心房細動コラム

心房細動 アブレーション 再発率 2020-2023年実績

当院の心房細動カテーテルアブレーション1年後の再発率 開院した2020年5月から2024年9月までに当院では、2541件(2023年620件 主に心房細動)のカテーテルアブレーションを術者一人で行いました。そのうち2020年5月から2023年7月までに全身麻酔下に心房細動カテーテルアブレーション(基本は肺静脈隔離、左心房後壁隔離、上大静脈隔離)を受けられた方の再発率を病態ごとにお示しいたします。当...

カテーテルアブレーション 合併症 2020-2024年実績

1000件連続重大合併症ゼロ カテーテルアブレーション合併症実績 当院では、2020年5月から2024年9月までに2541件(2023年620件 主に心房細動)のカテーテルアブレーションを術者1人で行いました。そのうち、直近行った1000件および開院以来の合併症発生率を下記に示します。カテーテルアブレーション重大合併症である心タンポナーデ、脳梗塞、左房食道瘻が1000件連続ゼロになりました。開業前...

全身麻酔による発作性上室性頻拍カテーテルアブレーション 再発率 2020-2022年実績

全身麻酔による発作性上室性頻拍に対するカテーテルアブレーション 発作性上室性頻拍とは、心房に原因があり、突然、1分間に100-200回以上もの頻拍が起こる不整脈です。突然始まり、突然停止することが多いです。動悸、めまい、ふらつきなどの症状が出る方が多く、なかには失神してしまう方もいます。頻拍が長く続くと心不全を起こすこともあります。発作性上室性頻拍の詳細はこちらを参照ください。(上室性頻拍)多くは...

心房細動 アブレーション 2回目 55歳男性

他院にて発作性心房細動に対するアブレーションを行いましたが、再発してしまったため当院にて2回目のカテーテルアブレーションを行いました。 1回目カテーテルアブレーション 肺静脈隔離、上大静脈隔離を行いましたが、発作性心房細動で再発してしまいました。 2回目カテーテルアブレーション 肺静脈4本中、3本が再伝導しておりました。1回目の治療で生焼けの筋肉が残っており、その筋肉が生き返ってきて伝導が再開する...

術後の確認 1週間の心電図検査 心電図ホームモニタリング

 術後2ヵ月はやけどによる炎症で心房細動がでやすい状態ですが、その多くは時間の経過とともにでなくなります。心房細動がでやすいこの期間は抗不整脈薬(心房細動を抑える薬)を内服します。術後2か月の時点で心房細動だった場合、薬で寝ていただき電気ショックをかけ洞調律(規則正しい脈)に戻します。術後3ヵ月をすぎても心房細動がでる場合に再発と考え、2回目の治療を検討します。しかし、もともと無症状の方が多いため...
1 2