不整脈・心房細動コラム

カテーテルアブレーション手術に伴う痛みに関して

 痛みを伴う治療のため、幕張不整脈クリニックでは全身麻酔で行っております。全身麻酔で行うことで呼吸が安定し、アブレーションの成功率も上がります。術後、安静が必要なため腰痛が起こることがあります。穿刺部を専用の器具を用いて静脈を縫合するため安静時間も短くてすみます。4時間後、止血されていれば歩くこともできます。さらに、定期的に点滴の痛み止めを使うことで痛みを和らげます。できるだけつらくないように安静時間は鎮静薬により寝ていただきます。しかし、1日ベッドの上で過ごさなくてはならないため腰痛が出ないとは限りません。術後腰痛に対する鍼治療を行っております。翌朝、腰痛があれば希望者には無料で鍼治療を行います。皆さん痛みを感じずに治療が受けられたと喜ばれています。

 

このページを見た方には、下記のページもよくご覧いただいております。

フジテレビ「めざまし8」取材協力 心房細動解説動画

動画「心房細動アブレーション手術後の不安を解消」

1000件連続重大合併症ゼロ カテーテルアブレーション合併症実績

難治性心房細動の成功率

ページ著者・監修者 院長 濵 義之

濵 義之

主な経歴

2003年山梨医科大学卒業。循環器科の中でも不整脈を専門とし、心房細動に対するアブレーション手術を得意とする。君津中央病院循環器内科の医長・部長などを経て2020年に幕張不整脈クリニック(千葉市花見川区)を開院。5000件程度のアブレーションに携わり、年間500件以上のアブレーション手術を行う。

資格

  • 日本不整脈心電学会 不整脈専門医
  • 日本循環器学会 循環器専門医
  • 日本内科学会 認定内科医