不整脈・心房細動コラム

心房細動の分類

心房細動は持続期間によって分類されています。

 

発作性心房細動 1週間以内に自然に止まる
持続性心房細動 1週間以上持続する 

電気ショックをかけなければ止まらない 

長期持続性心房細動 1年以上持続する

 

発作性心房細動、持続性心房細動(心房細動はとまる状態)から長期持続性心房細動(心房細動がずっと持続する状態)へ年間5.5%の確率で進行します。抗不整脈薬(心房細動を起こりずらくする薬)ではこの進行を止めることはできません。

(Circ J. 2004: 68: 568-72)

 

ページ著者・監修者 院長 濵 義之

濵 義之

主な経歴

2003年山梨医科大学卒業。循環器科の中でも不整脈を専門とし、心房細動に対するアブレーション手術を得意とする。君津中央病院循環器内科の医長・部長などを経て2020年に幕張不整脈クリニック(千葉市花見川区)を開院。5000件程度のアブレーションに携わり、年間500件以上のアブレーション手術を行う。

資格

  • 日本不整脈心電学会 不整脈専門医
  • 日本循環器学会 循環器専門医
  • 日本内科学会 認定内科医