不整脈・心房細動コラム

フジテレビ めざまし8 取材協力 心房細動解説動画

パルスフィールドアブレーションのメリットとデメリット

カテーテルアブレーションの合併症 カテーテルアブレーションには心タンポナーデ、脳梗塞など様々な合併症があります。日本人の心房細動カテーテルアブレーションを受けた132599人の解析では、総合併症3.4%(心タンポナーデ1.2%、脳卒中・一過性脳虚血発作1.0%、死亡0.04%など) 、29人に1人の割合で何らかの合併症が起こると報告されております。(原文) パルスフィールドアブレーションのメリット...

全身麻酔による発作性上室性頻拍カテーテルアブレーション 再発率 2020-2022年実績

全身麻酔による発作性上室性頻拍に対するカテーテルアブレーション 発作性上室性頻拍とは、心房に原因があり、突然、1分間に100-200回以上もの頻拍が起こる不整脈です。突然始まり、突然停止することが多いです。動悸、めまい、ふらつきなどの症状が出る方が多く、なかには失神してしまう方もいます。頻拍が長く続くと心不全を起こすこともあります。発作性上室性頻拍の詳細はこちらを参照ください。(上室性頻拍)多くは...

10年続く長期持続性心房細動 左心耳血栓 心不全 腎機能障害 

当院で経験した難治性心房細動に対するカテーテルアブレーション症例を紹介いたします 51歳男性 40歳のころに健康診断で心房細動を指摘され、2年間通院したようですが、カテーテルアブレーションはすすめられず、症状もないため通院を自己中断してしまいました。息切れを主訴に他院を受診しました。心房細動は持続しており、心機能が正常の1/2程度(EF31%)にまで低下しており、心不全の状態でした。左心耳といわれ...

5年続く長期持続性心房細動 左房拡大

53歳男性 5年続く長期持続性心房細動 左房径58mm 左室肥大 健康診断で心房細動を指摘されておりましたが、5年程度放置していた53歳男性です。高血圧もあり、左室肥大を認め、左房径58mmと高度拡大しておりました。 左房径50mm以上になるとカテーテルアブレーションの成績がだいぶ落ちるため治療しない施設も多いです。12誘導心電図でf波もしっかりみえる長期持続性心房細動で50代と若いため治る見込み...

心房細動 アブレーション 4回目 67歳男性

2年続く長期持続性心房細動に対するカテーテルアブレーション4回目 67歳 男性 他院にて3回長期持続性心房細動に対するアブレーションを行いましたが、持続性心房細動で再発してしまった患者さんです。4回目のカテーテルアブレーションは、躊躇しますが3回目のカテーテルアブレーションで左心房後壁隔離を行ったようですが、不完全におわっていたため左心房後壁隔離を仕上げることで治る可能性があると判断し、行うことに...
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