院長ノートDIRECTOR NOTES

  • 漫画でわかる心房細動
  • 心房細動カテーテルアブレーションの実際
  • YouTubeでわかる心房細動

術後の確認 1週間の心電図検査

 術後2ヵ月はやけどによる炎症で心房細動がでやすい状態ですが、その多くは時間の経過とともにでなくなります。心房細動がでやすいこの期間は抗不整脈薬(心房細動を抑える薬)を内服します。術後2か月の時点で心房細動だった場合、薬で寝ていただき電気ショックをかけ洞調律(規則正しい脈)に戻します。術後3ヵ月をすぎても心房細動がでる場合に再発と考え、2回目の治療を検討します。しかし、もともと無症状の方が多いため...

合併症に関して

心房細動アブレーションの合併症として、心臓の外に血液が漏れ出てしまい血圧が下がる心タンポナーデがあります。これは1%以下の確率で起こりますが、万が一の場合は迅速に血液を吸引するなどの処置を行います。左心房は食道と接しているため、食道に関連した合併症があります。食道温を測定する、胃薬を内服することで予防できます。おなかが張るなどの症状がでることがありますが、万が一症状がでても時間の経過とともに改善し...

カテーテルアブレーション手術に伴う痛みに関して

 痛みを伴う治療のため、幕張不整脈クリニックでは全身麻酔で行っております。全身麻酔で行うことで呼吸が安定し、アブレーションの成功率も上がります。術後、安静が必要なため腰痛が起こることがあります。穿刺部を縫合し、翌朝抜糸するため安静時間も短くてすみます。さらに、定期的に点滴の痛み止めを使うことで痛みを和らげます。できるだけつらくないように安静時間は鎮静薬により寝ていただきます。皆さん痛みを感じずに治...

入院期間および術後の安静

入院期間は3泊4日程度です。術直後はやけどによる炎症のため心房細動がでやすい状態となります。術後2週間は運動など体に負担のかかることは避けてください。退院後よりデスクワークは可能です。 ...

心房細動の治療法 カテーテルアブレーション手術

手術と入院が必要ですが、心房細動の根治を目指す方法で効果が非常に高いです。 術前検査 左心房の左心耳という場所に血栓ができる可能性のある不整脈ですので、血栓がないことを造影CTや経食道心エコー検査(胃カメラみたいな検査)で確認します。経食道心エコー検査は脳梗塞の危険性が高い方、腎臓が悪いため造影CTが撮れない方にのみ行います。心エコー検査で心臓の大きさや動きも確認します。   手術...